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2010年11月15日月曜日

希望を捨てる勇気―停滞と成長の経済学  池田 信夫




商品説明より引用-
本書は、気鋭の論客が語る日本経済「再起動」のための処方箋です。著者独自の鋭い語り口で、日本経済の現状を分析して、どうしたら展望が開けるかを解説します。小泉改革は本当に悪かったのか? 派遣労働は禁止すべきなのか? といった話題なども取り上げつつ「常識のウソ」を正します。「失われた20年」はなぜ生じたのか? この閉塞感は、いったいどこからきているのか? がわかる一冊です。




またAmazonにおすすめされました。
重いタイトルだなぁ。。


著者さんによると、現在の日本経済の低迷の原因は
まぁいろいろあるけど、日本的とされる終身雇用システムが主要因だそうです。


終身雇用 → 転職しない → 成長産業では人が足りず、衰退産業では人が余る
→ 生産性が上がらない → 企業が成長しない → 終身雇用なので、
余ってるオッサンはそのまま、若者が雇用されない → 余計生産性が上がらない


なので


雇用の流動化を進め、適正な人的資源の配分を行いましょう

ってトコでしょうか。
むぅ、そうだったのか・・・
なるほどね。


ただ、ハイそうですかと納得できかねる部分もあり。


だいたい今の日本って終身雇用なの?
大手勤めてる友達に聞くと、結構リストラしてるそうじゃないか。


成長産業って何?
そんな産業今の日本にあるのか?
著者さんは流通産業に可能性があるかも・・・
みたいなコト書いてたけど、流通関係こそザ・リストラって感じだぞ。
会社ごとリストラされてるぜ。


オッサンが流動させてもどうしようもない気が。。
まず使いモンにならんぞ。
これ以上リストラされた人が増えたらどうなるんだろう。


あと、度々出てくる「政府系の御用学者」とよんでいる人たちに
かなり恨みがあるっぽい。個人的に。
その人たちも悪いんだろうけどさ、どうなのかな。


ということで、すごく納得できたわけではありませんが
あらためていろいろ考えさせられましたので
良かったのかな。


ってか、頭がよくてこんなことばっかり考えてる人が考えてもこんなもん?
もっとこうズバッと景気良くなるみたいな提案は無いのかね。
もうダメなんだろうか。。
オレはオレでがんばろう。