2010年9月14日火曜日
魔の山 おもしろくないぞ
「商品の説明」より引用 - 平凡無垢な青年ハンス・カストルプははからずもスイス高原のサナトリウムで療養生活を送ることとになった。日常世界から隔離され病気と死が支配することの「魔の山」で、カストルプはそれぞれの時代精神や思想を体現する数々の特異な人物に出会い、精神的成長を遂げてゆく。『ファウスト』と並んでドイツが世界に贈った人生の書。
名作、大作の『魔の山』です。
ここ数年夏は長い本にチャレンジしてます。
あんまりバカが進行しないように。
昨年の『アブサロム、アブサロム!』はエグかった。
主人公の青年ハンス・カストルプがスイスの山奥のサナトリウムに
病気の従兄をお見舞いに行ったら自分も病気に罹ってることが判明して、
そのまましばらく(7年!)過ごしてしまいました、というお話。
頑張って読みましたが・・・
面白くないです。。
なんとなく文章が変で読みにくい。
昔の訳だからかなぁ。
話の流れにいろいろ変化つけてるんだろうけど
余計に感情移入しづらい。
サナトリウムは第一次世界大戦前の世界の縮図だそうですが、
そんな話今聞いても、ねぇ。
特に上巻後半から下巻前半にかけての
セテムブリーニさんとナフタさんの論戦のあたり。
もう、なんのこっちゃ分かりません。
不倫?も尻切れトンボで終わっちゃうし。
最後なぜかわからないけどハンス・カストルプは戦争行っちゃうし。
小説を読んだというよりは勉強したという感じです。
名作なのでトライする価値はあるのでしょうが、
息子には薦めません。
と、名作をバッサリですが、この話は以上。
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